道の駅に有料駐車場が増えている
最近、全国の道の駅に有料駐車場が誕生するようになりました。
これは、お金を支払うことによって、車中泊ができるスペースのことです。
これによって、特にキャンピングカーを利用している方にはとても便利になります。
これまでは、基本的に道の駅の駐車場で車中泊をすることはマナー違反とされていました。
そもそも、道の駅というのは一時的にドライバーが休憩をする場所であり、長時間滞在するためにつくれらた施設ではないのです。
そのため、道の駅で車中泊をしていると注意されてしまったり、周りの一般客から白い目で見られることも多かったです。
このような状況を改善するために、道の駅の側で、有料の駐車スペースを設置する流れができています。
最近は、キャンピングカーに限らず、車で旅行をして、車中泊をしている人が増えています。
そのような方達の需要に上手く対応したのが有料駐車場なのです。
有料駐車場が設置されることの影響
道の駅に有料駐車場ができることによって、さまざまな良い効果があります。
まず、道の駅を利用する人達のマナー向上につながります。
これまでは、無料駐車場となっていたために、駐車場内には一般客がたくさんいました。
そのため、キャンピングカーを駐車して、マナー違反な行動に出る方が増えていました。
有料駐車場ができるとそのような状況が改善されるでしょう。
24時間駐車していたとしても、誰にも咎められないのです。
道の駅には、水場やトイレがきちんと完備されているだけではなくて、色々なお店や温泉施設までが入っているケースもあります。
そのため、道の駅そのものが観光スポットとなっており、駐車場で寝止まりしたいという方も多いのです。
車による長旅で疲れた方が、道の駅に立ち寄り、温泉に入ってのんびりした後に、車の中で一泊するという選択もありえます。
また、有料駐車場が設置されることによって、地域の活性化にもつながります。
車中泊でその地域に滞在することになるため、経済的にも大きな効果が望めるのです。
有料駐車場にはコイン式の専用電源が設置されていたり、ゴミを捨てるための指定ごみ袋が販売されています。
とても便利であり、一般客からの目を気にせずに堂々と車中泊ができるというのは、大きなメリットとなります。
まだまだ、有料駐車場を設置している道の駅は少ないのですが、これからはどんどん増えていくことが予想できます。
車で旅行をする時の新しいスタイルとして、道の駅で宿泊することが定着するかもしれません。
近年はキャンピングカーを保有している人が増えているというデータがあります。
このような状況の中で、道の駅に有料駐車場を設置することはとても意味のあることなのです。