道の駅のサービスエリアでキャンプをする？
一人旅をしている方や、キャンピングカーに乗ってアウトドアに出かける人はたくさんいます。
普通、そのような方達はキャンプ場内でキャンプをして、アウトドアを満喫するものです。
しかし、多くの方がキャンプ場の利用料金が高いことに不満を持っているようです。
たとえば、インターネットで検索してみれば、料金の高さに不満を持っている方の意見をたくさん聞くことができるでしょう。
そのような方の中には道の駅やあるいは高速道路のサービスエリアをキャンプ場代わりに利用している方がいるようです。
もちろん、本格的なキャンプをする方はほとんどいませんが、たとえば、車で道の駅のサービスエリアにアクセスして、そこで宿泊をする方は少なからず存在します。
サービスエリアにはトイレがあり、食事をする場所があるため、有料のキャンプ場を利用するよりもお金がかからないと判断するのです。
しかし、このような考え方をするのは正しいのでしょうか。
道の駅はキャンプ場ではない
まず、キャンプ場というのは宿泊施設であり、そのための設備が整っており、ここでキャンプをしたり、車内で寝止まりしても問題はないのです。
一方、道の駅や高速道路のサービスエリアは宿泊施設ではありません。
あくまでもドライバーが安全に運転を続けるために休憩できる施設であり、原則的に一時的な休息しか認められません。
実際に宿泊をしている方がいますが、これは仮眠との区別がつきにくいため、一泊程度ならば見逃しているにすぎないのです。
したがって、サービスエリアで宿泊をすることはとても迷惑なことであり、マナー違反であることを理解しましょう。
最近は、道の駅にキャンピングカーをとめて、バーベキューを行っているような例もあるようです。
キャンプ場ではないのにも関わらず、駐車場でバーベキューをすることはとても迷惑なことであり、多くの一般客が迷惑をしています。
数台のキャンピングカーがまとまって駐車されていると、それだけでも迷惑になりやすいです。
ある道の駅では、たくさんのキャンピングカーが集まり、駐車場で深夜まで大声で宴会をしていたために、クレームが入り、キャンプお断りの看板が出るようになったようです。
身障者用のスペースに平気な顔でキャンピングカーを駐車している人もいるようです。
このようなことをしていたのでは、アウトドアをしている方達の評判がとても悪くなるでしょう。
私は一人旅をしていて、道の駅を利用している時には、マナーをきちんと守っていました。
したがって、駐車場でキャンプのようなことをすることはなく、あくまでも常識の範囲内で行動していました。
サービスエリアをキャンプ場と勘違いして利用することは、迷惑であると自覚するべきでしょう。